議案第1号 平成21年度砺波地方介護保険組合一般会計予算から
 議案第12号 砺波地方介護保険組合介護保険条例の一部改正についてまで

次に、日程第4 議案第1号 平成21年度砺波地方介護保険組合一般会計予算から議案第12号 砺波地方介護保険組合介護保険条例の一部改正についてまでを一括議題といたします。

提案理由の説明を求めます。

理事長 上田 信雅 君

  【 上田理事長 登壇 】

 

○ 理事長(上田 信雅 君)

本日ここに、平成21年2月砺波地方介護保険組合議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、ご多忙中にもかかわらず、ご出席を賜り厚くお礼申し上げます。

先ず、当組合議員の村中昭二氏のご逝去に対し、哀悼の意を捧げますとともに、衷心よりご冥福をお祈りいたします。

故村中議員におかれては、最近は健康を回復され、これからもご活躍を期す矢先であっただけに、その急逝は誠に残念なところと存じます。多年にわたり、当組合事業の発展に尽くされたご功績に感謝を申し上げる次第でございます。

それでは、これより、謹んで理事長就任のご挨拶とともに、組合運営に対する所信の一端を申し上げます。

今回、私は、去る122日をもって、砺波地方介護保険組合の第2代理事長に就任し、副理事長の桜井小矢部市長、理事の田中南砺市長と、組合運営を担うこととなりました。甚だ、光栄に存じますとともに、構成3市の住民の皆様方から付託されました職責の重大さを痛感し、身の引き締まる思いであり、諸課題に真摯に取り組むべく、決意を新たに致しているところでございます。

殊に、私が行政運営の基本に据えておりますことは、市政運営同様、住民の信頼と期待に応える政策の実現であり、ここに、住民の代表であります議会の皆様の温かいご指導、ご協力を、心よりお願い申し上げる次第であります。

さて、砺波地方介護保険組合は、今年度から、養護老人ホーム「楽寿荘」並びに楽寿荘ホームヘルプステーションを統合し、施行9年目を経過する介護保険事業と併せ、運営いたしております。

先ず、「養護老人ホーム「楽寿荘」並びに楽寿荘ホームヘルプステーション」について、申し上げます。

「楽寿荘」につきましては、在宅において生活することが困難な高齢者に対する福祉施設として、満床状態で運営しております。今後とも、入居者の住まいに対する意識に対応し、良質なサービス提供を行うとともに、時節柄、感染症など、環境衛生面に細心の配慮を払って参りたいと存じます。

また、両事業におきましては、今後とも、経常経費の点検を図り、収支状況の改善に努めて参ります。

次に、「介護保険制度を取り巻く諸情勢」について、申し上げます。

介護保険制度は、平成12年4月の開始から、今年4月には10年目を迎えます。

この間、高齢者の介護を社会全体で支えようとする理念のもと、介護の社会化、サービス提供基盤の充実が進む一方、現下の「第3期介護保険事業計画」のスタートに当たっては、「予防重視型システムの導入」「介護施設の居住費・食費の利用者負担化」など、抜本的な制度改正が行われており、通じて介護認定者数は増加を続け、高齢者を支える社会保障の基幹を担う制度として定着して参りました。

ここで、介護保険の状況について申し上げますと、

全国の65歳以上人口は、平成20年3月末をもって、2,751万人であり、制度開始以来、586万人増加しており、うち要介護認定者は455万人であり、237万人の増加となっております。

また、平成21年度の厚生労働省の介護関係予算案は、1兆9,699億円で、対前年度当初予算比3.3%の増となり、介護給付費総額を約7兆円と見込み、平成12年度実績額3.6兆円のほぼ倍増となっております。

一方、当組合の状況を申し上げますと、発足当時、現在の構成3市管内の要介護認定者は2,767人でありましたが、今年度9月末には5,842人と倍増し、65歳以上人口の15.5%の方が認定を受けております。

また、同じく10月利用分のサービス受給者(実人員ベース)は5,064人で、その内訳は、居宅利用者が3,580人、施設利用者が1,484人であり、居宅サービス利用者数が約7割を占めており、近年、居宅サービス、取り分け、地域密着型サービスの伸びが著しい状況となっております。

次に、「第4期介護保険事業計画」について、申し上げます。

このような中、今年度は、第3期事業計画の最終年次となっており、これまで、今後の高齢化に対する政策方針やサービス基盤の整備方針、給付費総額の推計並びに第1号被保険者の保険料設定などを織り込む、平成21年度から平成23年度までの「第4期介護保険事業計画」を策定するため、構成3市の副市長からなる介護保険事業計画策定委員会を組織し、また、一般公募委員を含む計画策定懇話会を適宜開催するなど、広く住民の意見を承りながら進めてきたところであります。

今回の策定に当たりまして、国の基本方針としては、いわゆる「団塊の世代」がすべて被保険者入りする平成27年度に向けて、安定的かつ持続可能な保険制度の確立を図っていくための、中間段階と位置づけており、第3期事業計画で打ち出した「介護予防の推進」「地域ケアの推進」など一層の充実を図るため、関連施策を展開するものとしております。

ここで、当組合としての幾つかの視点を申し上げますと、

管内における認定者数の増加に伴い、高齢者単身世帯及び高齢者世帯並びに認知症高齢者の増大が見込まれており、これに対応した地域密着型サービスあるいは訪問系サービス基盤などの充実、多様な高齢者向け「住まい」の支援を織り込んで参ります。

療養病床の再編につきましては、「県医療費適正化計画」に数値的計画が示され、管内の13医療機関が対象になっておりますが、必要とされるサービスの提供が継続されるよう、医療機関の動向を踏まえ、円滑な対応を織り込んで参ります。

介護報酬の改定につきましては、国において、過去2度にわたり引き下げが行われましたが、介護職場の人材不足と処遇改善を柱に、今回、3%のプラス改定となっております。この給付費への反映を織り込み、経済状況の悪化による労働環境の変化が見られる中、改定趣旨が生かされるよう関係機関との連携を図って参ります。

次に、「第1号被保険者に対する保険料」について、申し上げます。

介護保険制度では、国、県を始めとして財源の負担率が定まっており、給付費総額は、平成20年度見込みに対し、第4期事業計画の最終年度となる平成23年度には14.3%程度増加すると計画しております。

この結果などを踏まえ、第1号被保険者の保険料を算定し、保険料基準月額を現行の3,700円から4,200円に改定いたしたいと考えており、その上で、多くの少額年金受給者に対し、軽減率を適用するため、介護保険料の段階区分を2段階増やし、現行の7段階制を9段階制に設定しようとするものであります。この結果により、従来の第4階層で80万円以下の年金受給者に対する保険料額では、ほぼ現状維持という状況となります。

また、今回の保険料の改定に際しましては、保有している介護給付費準備基金のほぼ全額を取崩し、極力、上昇を抑えようとしたところでございます。

以上のような諸事情も踏まえ、第4期事業計画を策定いたしたものであります。

この実施に当たりましては、計画理念の「住み慣れた地域で、その一員として尊重され、生きがいを持って暮らし続けられるまちづくり」の下、利用者並びにサービス事業者のご意見なども承りながら、健全な保険制度の運営に努めて参りたいと存じます。

議員各位を始め、住民の皆さんのご協力を賜りますようお願い申し上げます。

これより、本日提出いたしました議案につきまして、ご説明申し上げます。

議案第1号 平成21年度一般会計予算につきましては、歳入歳出総額148,000千円(前年度比0.9%減)を計上するものであります。

歳出につきましては、人件費及び電算関係の賃借料、保守管理料等を精査のうえ計上するものであります。

歳入につきましては、構成市分担金及び前年度繰越金等で措置するものであります。

議案第2号 平成21年度介護保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額10,860,000千円(前年度比4.4%増)を計上するものであります。

歳出につきましては、総務費としては、介護認定審査会にかかる認定経費等を計上するものであり、保険給付費としては、第4期事業計画に基づき、1ヶ月当たりの介護サービス受給者5,232人の給付費及びケアプラン作成料等をそれぞれ精査のうえ、計上するものであります。

歳入につきましては、保険給付費の財源として保険料と公費でそれぞれ50%ずつ賄うことから、第1号被保険者保険料20%、支払基金交付金(第2号被保険者保険料分)30%と、国25%、県12.5%、組合負担12.5%となっております。 

なお、組合負担分については、各市の給付実績に基づき、負担いただくことにいたしております。会計全体として、不足する財源につきましては、新たな基金の繰入金等で措置するものであります。

議案第3号 平成21年度養護老人ホーム楽寿荘事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額127,500千円(前年度比0.8%減)を計上するものであります。

歳出につきましては、養護老人ホーム運営費として事務費、生活費等を精査のうえ計上するものであります。

歳入につきましては、負担金及び分担金等で措置するものであります。

議案第4号 平成21年度楽寿荘ホームヘルプステーション事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額16,070千円(前年度比20.8%減)を計上するものであります。

歳出につきましては、訪問介護事業費を精査のうえ計上し、歳入につきましては、手数料等で措置するものであります。

議案第5号 平成20年度介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ102,720千円を追加補正し、歳入歳出総額10,513,493千円となるところであります。

歳出につきましては、介護報酬の増額改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するため、国の今年度補正予算において「介護従事者処遇改善臨時特例交付金」が措置されたことから、平成21年度以降で同交付金を利用するため、一時これを新たな基金に積むもので、介護保険システムの改修費等と併せ、補正するものであります。

これに対する歳入につきましては、国庫補助金及び交付金等で措置するものであります。

議案第6号 平成21年度分担金に関する構成市の分賦の額及び納付期日につきましては、各事業に要する経費の分担基準及び納期を定めるものであります。

議案第7号から議案第12号までの条例関係につきましては、介護従事者処遇改善臨時特例交付金を受け入れる新たな基金の造成、地方自治法等の関係法令の一部改正、並びに軽減措置を盛り込んだ保険料率の改定に伴うものであります。

以上をもちまして、基本方針及び本日提出いたしました諸議案の説明といたします。

何とぞ、慎重にご審議のうえ、可決を賜りますようお願いを申し上げます。

【 上田理事長 降壇 】

 

○ 議長(山岸 銀七 君)

 この際、暫時休憩いたします。

[午後3時22分 休憩]

 

―議案説明会の開催―

 

[午後4時54分 再開]

○ 議長(山岸 銀七 君)

休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 本日の会議時間は都合により、議事終了まで延長いたします。

これより一般質問並びに提出案件に対する質疑を行います。

 質疑はございませんか。

  (「質議なし」と発言する者あり)

 質疑なしと認めます。

 これより討論に入ります。

 討論の通告はございません。

 討論なしと認めます。

これより議案第1号から議案第12号まで、平成21年度砺波地方介護保険組合一般会計予算ほか11件について一括して採決いたします。

 お諮りいたします。

以上の12案件を、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

  (起立全員) 

 起立全員であります。

 よって議案第1号から議案第12号までについては、原案のとおり可決されました。

                                 

議員提出議案第1号 砺波地方介護保険組合議会会議規則の一部改正について

 ただいま、議員提出議案第1号 砺波地方介護保険組合議会会議規則の一部改正についてが提出されました。

 これを日程に追加し、直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。

  (「異議なし」と発言する者あり)

 ご異議なしと認めます。

よって、そのように決定いたしました。

 本件について提案理由の説明を求めます。

  9番 水木  猛 君

   【 9番議員 水木 猛 君 登壇 】

 

○ 議会運営委員会委員長(水木 猛 君)

ただいま追加提案いたしました、議員提出議案第1号 砺波地方介護保険組合議会会議規則の一部改正についてをご説明申し上げます。

議会活動の範囲の明確化、議員の報酬に関する規定整備のため、地方自治法の改正があり、これに伴い砺波地方介護保険組合 議会会議規則に全員協議会を議会活動の場として明確にするため、所要の改正を行うものであります。

何卒、慎重にご審議いただき、可決賜りますようお願いを申し上げます。

【 水木委員長 降壇 】

 

○ 議長(山岸 銀七 君)

お諮りいたします。本議案については事情充分にご承知のことと存じますので、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。

  (「異議なし」と発言する者あり)

 ご異議なしと認めます。

よって、本議案は、直ちに採決することに決しました。

 これより、議員提出議案第1号を採決いたします。

お諮りいたします。

議員提出議案第1号 砺波地方介護保険組合議会会議規則の一部改正について原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

  (起立全員)      

 起立全員であります。 

よって議員提出議案第1号 砺波地方介護保険組合議会会議規則の一部改正については、原案のとおり可決されました。

次に、お諮りいたします。

                                

 議案第13号 砺波地方介護保険組合監査委員の選任同意について

 議案第13号 砺波地方介護保険組合監査委員の選任同意についてが提出されました。

 これを日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思います。

これにご異議ございませんか。

  (「異議なし」と発言する者あり)

 ご異議なしと認めます。

よって、そのように決定いたしました。

 本件について提案理由の説明を求めます。

理事長 上田 信雅 君

  【 上田理事長 登壇 】

 

○ 理事長 上田 信雅 君

ただいま、追加提案いたしました、議案第13号「 砺波地方介護保険組合監査委員の選任同意について 」、ご説明申し上げます。

議員任期満了により、空席となっております議会選出の監査委員に、南砺市の岩ア誠 議員を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。

何卒、慎重にご審議いただき、ご同意を賜りますよう、お願いを申し上げます。

【 上田理事長 降壇 】

 

○ 議長(山岸 銀七 君)

 お諮りいたします。

本議案については事情充分にご承知のことと存じますので、ただちに採決したいと思います。

これにご異議ございませんか。

  (「異議なし」と発言する者あり)

 ご異議なしと認めます。

よって、本議案は、直ちに採決することに決しました。

 これより、議案第13号を採決いたします。

 お諮りいたします。

議案第13号「 砺波地方介護保険組合 監査委員の選任同意について」

原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

(起立全員)

起立全員であります。

よって、議案第13号「 砺波地方介護保険組合 監査委員の選任同意について 」は、原案のとおり同意することに決しました。

                                

 閉会中の継続審査について

次に、日程第5「 閉会中の継続審査について 」を議題といたします。

議会運営委員会から、会議規則第59条の規定により、お手元に配付してあるとおり閉会中の継続審査の申し出があります。

 お諮りいたします。

 議会運営委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。

  (「異議なし」と発言する者あり)

ご異議なしと認めます。

 よって、議会運営委員会の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。

                                 

 閉会の宣告

以上をもって、本定例会に付議されました諸案件の審議はすべて議了いたしました。

[午後5時02分 閉議]

 

○ 議長(山岸 銀七 君)

 上田理事長からご挨拶がございます。

理事長 上田 信雅 君

  【 上田理事長 登壇 】

○ 理事長( 上田 信雅 君)     

 どうも皆さんご苦労様でございます。今日は砺波地方の介護保険組合の議会を招集させていただきましたところ、平成21年度の一般会計予算、介護保険事業特別会計予算、その他条例改正、また平成20年度介護保険事業の補正につきまして、全議案、ご承認戴いたことにつきまして、誠に有難うございました。

ご案内のとおり、第4期に入るわけでございますが、保険料が3,700円から4,200円に上がるわけでございます。たいへん個人の負担が高くなるわけでございますが、一方、国は所得の少ない人に配慮したしくみを作っていると、このように私は思うわけでございます。その点をどうか皆さん方のご理解をお願い申し上げたいと思っています。ご案内のとおり、団塊の世代は65歳になるわけです。こうなるとまたサービスが増えてまいります。当然負担が増えてくる、ということで日本の国がかつてない高齢化社会を迎えるわけでございますが、しかし一方では、やはり健全な介護保険制度を運営するということは非常に大事なことだとこのように思っているわけでございまして、議員の皆様方にも、今後共、適切なご指導、助言と賜りますように心からお願いを申し上げる次第でございます。本日はたいへんどうもご苦労様でございした。

【 上田理事長 降壇 】

 

○ 議長(山岸 銀七 君)

これをもちまして、平成21年2月砺波地方介護保険組合議会定例会を閉会いたします。

みなさんどうもご苦労様でございました。

 

[午後5時04分 閉会]

 

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成21年 2月27日

                  議  長     山岸 銀七

                  署名議員     岩ア  誠

                  署名議員    多田  勲

                  署名議員    前田 美好